すべり込みで伊東豊雄展を見てきた!
2014年 12月 20日
乃木坂のギャラリー間で開催されいる伊東豊雄展を見てきました。
展示は現在、台湾で建設中の『台中メトロポリタンオペラハウス』の
設計コンセプトや構造、施工状況が中心でまだ完成できていないです。
ほとんどが三次曲線のとっても複雑で構造です。
この構造を可能にしているのが、トラスウォール工法です。
はじめてこの工法を見たのは90年代で
牛田英作+キャサリン・フィンドレイが設計した『トラス・ウォール・ハウス』など
当時、掲載された建築雑誌をみてこんな建築が可能なんだと衝撃をうけました。
あれから、20年以上たった今、コンピューターの発達によって
複雑な解析ができるようになって
このオペラハウスのような大規模な建築も可能になったのだと思います。
でも、昔、住宅ではあるけれど『トラス・ウォール・ハウス』を見たときの方が
自分としては衝撃があったかなぁ~。?
でも、いろんな意味で、もうこんな建築は実現できないのではないでしょうか?
外部空間には、トラスウォールの構造体が展示されていました。
迫力はすごいですね。
この構造体を見ていて思ったことは、意外にこの工法はDIYに応用できるのでは?
トラスウォールでセルフビルドをすることは内部、外部の仕上げを一遍にできるので
意外にセルフビルド向きな感じがしました。