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シンプルな家なら生活もシンプルに!

やっぱり、シンプルな生活が出来ないとシンプルな家に住めないような気がする。
知人から去年世田谷文学館で『永井荷風のシングル・シンプルライフ』という企画展があってその時売られていた本をお借りしました。
荷風のことはそんなに詳しくないのですが、老後は市川の菅野で一人で過ごしたそうです。この企画展は、いまでは当たり前となった老シングルを過ごす人々のために、生きる多くのヒントがあり、人生処世術があるとして、荷風文学の中から荷風の生活術に焦点をあてた展示会だったそうです。
荷風が亡くなったは約50年も前の事です。
荷風が住んでいた頃の市川はさぞかし自然がいっぱいで田舎町だったと思います。
その本の最後のページにシングル・シンプルライフを生き抜く10か条が載っていて、荷風はこれを実践していたそうです。

それがこれ
1. 毎日、ブログ(日記)を更新
2. スイーツはひとりじめ
3. ウォーキング(散歩)で身体を鍛える
4. ガーデニングで自然に触れる
5. シンプルクッキングで栄養のバランスをとる
6. 趣味はカメラ
7. 気に入ったレストランは徹底活用
8. 金銭感覚はしっかりと
9. 若い異性とつきあう
10. 読書は長い友達

この10か条はかなり今風ですね。
これをヒントにシンプルな家に住むための
自身のシンプルな生活を考えてみて見るのも楽しいかと思います。

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Commented by ne_co201 at 2009-01-27 18:28
まるで私のための記事のような気もします。
反省ばかりですが9番意外は何とか実行できそうです・・
これから落語でも聴きながらウォーキングに行ってまいります。
ありがとうございます。
Commented by CafeDenzo at 2009-01-28 16:31 x
そうですか。それは良かったです。でも9番目が一番大事かもしれませんよ。フランクロイドライト(建築家)は70過ぎてから9番目で蘇りました。
以後90まで、すばらしい作品を作り続けました。たぶん9番目が五感を一番刺激するのだと思います。
Commented by 逆流亭 at 2009-01-31 20:07 x
荷風さんは一般的なイメージとは逆に「乙女」の可憐な世界に生涯こだわり続けた作家です。
だからこそ、自ら女荷風と名乗った森茉莉から流山の城夏子へ、そして菅野にいた幸田文へと葛飾近辺に住んだ女流作家たちの世界につながってゆきます。
そこが一見閉鎖的な荷風さんの世界の大きな広がりなんです。
葛飾界隈に住む人たちはもっと荷風さんのいた町を誇っていいと思います。
Commented by CafeDenzo at 2009-02-02 14:48 x
なかなか深いコメントありがとうございます。女流作家の方へのつながりもそう考える面白いですね。葛飾界隈は意外に田舎。でも少しあしをのばせば、すぐ大都会。今も昔もそこに惹かれるのでしょか。
by jyu_den | 2009-01-27 02:57 | 日々のこと | Comments(4)

まず素敵な暮らしがあって、そこに寄り添うような心地のいい家を創りたいと思っています。住工房傳(建築設計事務所) 代表 星哲郎のお知らせと思うこと。


by jyu_den
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