『大地震の傷あと』
2009年 08月 17日
夏休みで実家仙台方面へ行ってきました。
ずーと行こうと思っていてなかなか行けなかった被災地へ。
岩手・宮城内陸地震の被災地へ行ってきた。
昨年の6月に起こった地震です。
特に震源地に近い栗原市の花山地区は、私の叔母も住んでいてとても心配でした。
自然豊かな田舎町です。
花山地区から秋田に抜ける国道は、まだ閉鎖されていて、開通のめどもたっていません。
完全に復興するまでには数年はかかるのではと言われているそうです。
上の画像はその閉鎖付近のものです。
この山は全部木々に覆われていました。
上部からほぼすべて地すべりによって崩れ落ちたようです。
川の下流の方には倒木があちらこちらに散らばっています。
ただ、ここはまだいいほうで、この先は想像を絶する光景だそうです。
近くの建物もほぼ修復が完了していました。
倒壊した建物もたくさんあったそうですが、もう解体されてきれいになっていました。
叔母の家も内部の土壁が落ちたそうです。
移築してから60年も経っています。構造的には昔の民家のつくりで壁量は少ないです。
でも丸太で構成されていて柱や梁はかなり太いもの使っていて多少の変形はあったものの。
致命的な破損はなかったようです。
3間半の丸太梁がありました。接合部が少ないのも地震の時は有効かもしれません。
材料も自己所有の山から切り出したのもだそうです。理想的ですね。
この看板のように『がんばれ!栗原!』ですね。
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by jyu_den
| 2009-08-17 00:47
| 日々のこと
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